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【レビュー:第7回パワーリーグ】


兄貴定番の野球ソフトシリーズ

PCエンジン史上における、代表的かつ定番的野球ゲーム。PCエンジンでは合計で6作が発売された。1作目はPCエンジン黎明期に、PCエンジン初の本格的プロ野球ゲームとして88年に発売された。

パワーリーグ1は、野球ゲームとしては、非常に珍しい(打席画面はふつうだが)真上からの見下ろし型になっており、ほかのゲームにはない独特な操作体系を持っている。

また、1作目は、同時期に出たワールドスタジアムに対抗するためか、ワールドスタジアムの(キャラクタなど)デフォルメ路線に対し、リアル路線で攻めており、ピッチャーの投球フォーム、当時としては、例のなかったDH制の採用、ヒット数のカウント、その他、ディティール面としては球場の大きさや、観客席の客の入り(あんまり関係なし?)球場外の駐車場などいろいろリアルに描写している。

そのほか、特徴的なものとして、ボールの縫い目がある。これは、パワーリーグ1のゲームシステムが見下ろし型のためフライになるとボールの縫い目、回転速度、果てはボールに書いてある文字まで見ることができるというもので、ここら辺には、非常にリアル精神に徹しようと言うハドソンの心意気が感じられる。

非認可ゆえ・・・

しかし、1は(これは4にまでいえることだが)、当時、ゲーム業界にはこびっていたプロ野球選手の実名をつかわずに、非常に似た名前を使うという手法をもちいている。この点だけは、リアル志向に反する、何とも寂しいものとなってしまっているともいえる。

まあ、変名は変名でまた楽しいこともあり、元西武の清原がキヨマーだったり、元巨人の原がパパラだったりと、非常にネーミングした人のセンスに関心をもててしまうような名前もあったりするのでなかなかよいシステムなのかもしれない(爆)。

しかし巨人のマカデミアは誰かというのは今でもなぞ

パワーリーグ2になると、いろいろな面でかなり進歩した。まず、1では、見下ろし型だったのが、現在主流のトップクォータービューになり、また、キャラクタも大きくなった。また、パワーリーグ最大の見せ物ホームランシーンもこの2から誕生した。

しかし,その反面2で進歩しすぎがためか(それ以降進歩がなかっただけかもしれないが)3以降では、ただただマイナーチェンジを繰り返す(球場数が増えるだけとかデーゲームやナイター加わっただけなど)だけになってしまった。(パワーリーグ93(6作目)にいたっては、データを差し替えただけ)
ただ、パワーリーグはPCエンジンというハードにおいて唯一長期にわたってシリーズ化された(PCエンジンのスタンダード的)プロ野球ゲームとして充分な役割を果たしたゲームであると思う。


採点表(5点満点)
グラフィック 3点・・・グラフィックは綺麗。
サウンド 3点・・・聴いてて飽きないレベル。
ゲームバランス 4点・・・難しすぎずほど良いバランス。
操作快適度 3点・・・操作感は若干、癖があり。
総合評価 13点・・・パワーリーグはそのまま西武黄金期に重なるので西武ファンは是非。

 


・ソフト情報
power

タイトル:パワーリーグシリーズ

メーカー:ハドソン

媒体:Huカード

定価:5,800〜6,800円

実勢価格:980円


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