PCエンジンソフトレビュー
【レビュー:第5回 天外魔境風雲カブキ伝】
偉大なる名作の続編
天外魔境2のヒットを受け番外編という位置づけで発売された。
システムは天外魔境2と同様のオーソドックスなRPGであるが、番外編ならでは(?)でミュージカルの採用、横バトルの採用など意欲的な要素もある 作品。
ストーリーは、天外魔境1で敵役だった大門教の総本山であるデーモン教がジパングを攻めてきた。それにカブキが立ち向かいデーモン教をぶったおすというもの。
番外編であるゆえなのか主要キャラで火の一族は、カブキのみ。
ゲーム
内容はと言うとまずジパング編は,いかにも番外編らしく天外キャラ総出演といった感じで、ジライヤ、ツナデ、オロチ丸や、天外2のキャラが全員出たりし、そのほかカブキが卍丸のまねをしたりして、番外編らしくとてもおもしろい。
そのほか嵐山遊園地などのダンジョンもしかけが凝っていたりしてとても楽しめる。
ビジュアルシーンなどは非常にスムーズで前作以上の出来、音楽も非常に聴かせてくれる素晴らしい楽曲も多いといえる。
しかしながら、ジパング編が終わりイギリス編に移ってしまうと、一気に並なおもしろさになってしまう。
ジパング編では番外編らしくいろいろ(お遊び的イベントなど)楽しめたりできるのだが、イギリス編になってしまうとシナリオもシリアスになっていき、シリーズとの関連性もなくなってしまうためシナリオが進むに連れてどんどんつまらなくなっていってしまう。
それに加えてエンカウント率が高い、ダンジョンやマップのスケールなども前作に比べて格段に落ちている、ストーリーが単調などのことにより中盤あたりまで来てしまうとイベントを単純に黙々とこなしていくふつうのRPGに成り下がってしまっている。
前作のバランスのよさが失われているところが残念なところである。
個人的感想として、前作は60時間というプレイ時間にもかかわらずリプレイしても全く苦にならなかったゲームだが、この作品は1回のプレイでもういいやと言う気分にさせてくれる程度のゲームだった。まあ、200円で買えるのでかってやっておいても損はないといえる。CDケースにしてもいいし(爆)
| グラフィック | 5点・・・グラフィックはスムーズでノウハウの蓄積を感じる出来。 |
|---|---|
| サウンド | 5点・・・田中公平氏の音楽は秀逸。 |
| ゲームバランス | 2点・・・エンカウント率が高めでイラつき感高い。 |
| 操作快適度 | 3点・・・移動スピードが天外2より遅い分快適に感じない。 |
| 総合評価 | 15点・・・天外ファンであれば一度はプレイして欲しい。 |
・ソフト情報
